【スポーツ】LEGEND〜岡澤セオン VS 佐々木尽〜
ボクシングチャリティーイベントLEGEND
第5試合は東京五輪代表の岡澤セオン VS 10戦全勝9KOの期待の新星、佐々木尽
両者ヘッドギアなしの一戦です。
1Rから果敢に攻めていく佐々木選手に対して全て見切りカウンターを合わせていく岡澤選手。
佐々木選手は盛り上げるために荒唐無稽な動きをして動揺を誘います。
それに対して岡澤選手もノーガードで挑発。
お互いヒートアップしてこの日一番の拍手が起こります。
岡澤選手は能力の高さを遺憾なく発揮し、佐々木選手は良いところを発揮できずという感じでしょうか。
しかし、試合全体的に岡澤選手が圧倒しており佐々木選手はまともにクリーンヒットを当てることも出来ませんでした。
判定だと30-27で岡澤選手優勢でしょう。
個人的な意見ではありますが、盛り上げるためのイベントであり、スパーリングとはいえ、視聴者は真剣勝負を見るためにお金を払っています。
その点、佐々木選手は参加者の中でも一番実績がないといっても過言ではないなかで、あのパフォーマンスは実力と見合っていないのではないかなと思いました。
【スポーツ】LEGEND〜秋山祐汰 VS 平岡アンディ〜
ボクシングチャリティーイベントLEGEND
第4試合は
秋山祐汰 VS 平岡アンディの一戦
本来は東京五輪代表の成松大介VS世界ランカーの平岡アンディの予定でしたが、
成松選手が当日に発熱があったため急遽、後輩である秋山選手が代理出場することに。
秋山選手は当日の朝に練習をして、その後に試合のことを伝えられ飛び入り参加することになったそうです。
入場から緊張からか固い表情の秋山選手。
当日いきなりこんなイベントに呼ばれたら誰でも緊張します。
秋山選手はヘッドギア着用、平岡選手はヘッドギアなしでの一戦です。
1R緊張からか動きの固い秋山選手としなやかな身のこなしの平岡選手。
お互いジャブを放っていきますが、強いパンチはあまり出しません。
秋山選手もトップアマなだけあってジャブやパンチの当て感は良いです。
2Rも正攻法で攻める秋山選手と軽やかにいなす平岡選手。
頭にパンチが当たらないとみてボディを攻めていく秋山選手。
3R平岡選手がギアを上げて秋山選手をロープにつめます。
要所でパンチをまとめていきます。
何発か良いパンチも入り、3Rが終了しました。
判定だと30-27で平岡選手優勢でしょう。
平岡選手は日本人にはないしなやから動きが出来るので将来に期待です。
秋山選手も当日発表で練習後という過酷なスケジュールでしたが、よくオファーを受けてくれました。
【スポーツ】LEGEND〜森脇唯人 VS 井上岳志〜
ボクシングチャリティーイベントLEGEND
第3試合は学生時代の先輩後輩である
東京オリンピック代表 森脇唯人 VS 世界タイトルマッチも経験した 井上岳志の一戦。
身長188センチの森脇選手に対して井上選手は173センチ
身長差15センチという大きな差があります。
お互いヘッドギアなしでの一戦です。
序盤、森脇選手が体のサイズからは想像できないスピードでジャブを放っていきます。
井上選手はしっかりガードを固めてつめていきます。
距離を取りたい森脇選手と接近戦に持ち込みたい井上選手。
森脇選手も上手いですが、井上選手の圧力が強く所々でロープにつめられていきます。
1R接近戦の最中に偶然のバッティングで井上選手がカットしますが、試合は続行。
変わらずつめていく井上選手と早くて長いジャブと要所でストレートを放っていく森脇選手。
森脇選手はスピードは素晴らしいですが、予備動作が多少あるので、井上選手のガードを崩すまでは行けず、井上選手は接近戦からコツコツパンチを当てていきます。
お互い手の内を知っている者同士でやりやすい部分やりにくい部分あったと思いますが、ナイスファイトでした。
個人的な判定は30-27もしくは29-28で井上選手優勢。
しかし、アマチュアのルールなら逆もあり得た試合でした。
森脇選手はプロに来たら将来有望だと思います。
村田諒太選手以上の体格とスピード。
パワーは村田選手と比べると見劣りしますが、今後改善されていくでしょう。
【スポーツ】LEGEND〜京口紘人 VS 八重樫東〜
ボクシングチャリティーイベントLEGEND
第2試合は現世界2階級王者である京口紘人 VS 元世界3階級王者の八重樫東の一戦です。
京口選手が試合が決まっているので、大事をとって両者ヘッドギアを着用しての試合です。
下馬評では、もちろん現世界王者の京口選手有利。
八重樫選手も昨年引退しており、そこまでブランクは無いとはいっても流石にスタミナ面が心配なところ
試合は新旧世界チャンピオン同士とあって高度なジャブの応酬。
しかし、徐々に京口選手がリズムに乗ってきて要所でパンチをまとめる展開。
八重樫選手も負けじと前に出ますが、京口選手も引かずに応戦。
お互い素晴らしいファイトスピリッツを見せましたが、判定をつけるとしたら30-27で京口選手だと思います。
【スポーツ】LEGEND〜木村翔VS武居由樹〜
ボクシングチャリティーイベントのLEGENDの映えある第1試合は、元ボクシング世界フライ級チャンピオンの木村翔VS元K-1王者の武居由樹の一戦からスタートです。
元K-1王者といっても負けたわけではなくボクシングに転向したため元王者ということです。
武居由樹はK-1では敵なしでボクシングに転向しましたが、ボクサーとしてはまだデビュー戦もしておらず、いくら階級が違うとはいっても元世界王者かつ、現役の木村翔には分が悪いと下馬評では言われていました。
お互いヘッドギアなしでの対戦です。
試合内容としては武居が想像以上にフットワークやボディコントロールが上手い上にはパンチ力もあり、木村がなかなか見せ場を作れないという想定外の内容でした。
圧力をかけていく木村に対して上手くいなしていく武居という構図。
お互い強いクリーンヒットはないもののポイントでは武居が有利のように見えました。
3ラウンドを終えスパーリングなので引き分けという結果でしたが、試合なら29-28で武居優勢のように見えました。
これが10とか12Rになるともちろん結果も変わると思いますが...
この試合は武居がボクサーとしての可能性を見せつけた結果になりました。
【スポーツ】LEGEND〜ボクシングチャリティーイベント〜
2021年2月11日にボクシングチャリティーイベントのLEGENDが開催されました。
ルールは3分3ラウンドでグローブは14オンス
ヘッドギアは選手の判断に任せるという形式です。
ルール上は勝ち負けはなく引き分けという形ですが、もしもKOした場合は勝敗を付けるかもしれないとのことです。
対戦は全7試合で、
第1試合
第2試合
第3試合
森脇唯人 VS 井上岳志
第4試合
秋山祐汰 VS 平岡アンディ
第5試合
岡澤セオン VS 佐々木尽
第6試合
内山高志 VS 坂晃典
第7試合
というカードになっています。
新旧世界チャンピオンからアマチュアオリンピック選手まで超豪華な選手が勢揃いで、アベンジャーズ状態です。
次回は試合の感想を述べていきます。
【スポーツ】那須川天心VS武尊 決定か?!
ついに、日本キックボクシング界待望の那須川天心VS武尊の試合が行われる方針だというニュースが入ってきました。
関係者によると、二人の対決は今年6月に東京ドームで行われる予定のようです。
格闘技イベント『Dynamite‼』を一夜限りで復活させ『K―1』と『RIZIN』で対抗戦を開催し、その大将戦として武尊VS天心を実現させようとしているみたいです。
数年間ずっと噂にはなっていましたが、K-1サイドが頑なにGOサインを出しませんでした。
しかし、コロナ禍で東京五輪中止の可能性が高まってきたこともあり、広告代理店やスポンサー企業にとっては五輪にかわる大きなスポーツイベントで穴埋めをしたいと考えているのでしょう。
恐らく水面下でそういった企業が説得し、K-1がようやく折れた形だと思われます。
格闘技ファンが熱望してきた「夢の対決」ですが、体重やラウンド、ルールはまだ未定です。
武尊は60㎏、那須川天心は55㎏がベスト体重です。
私の予想としては55kgだと一方的に天心だと思います。
減量でパワーも下がっている武尊では天心のスピードを捉えられず、皇治のような試合展開になると思います。
逆に60kgだと53:47くらいで武尊有利かなと思います。
ただ、60kgでは天心は試合しないと思うので57〜58kg契約になるのが濃厚だと思います。
この契約体重で3ラウンドマッチであれば、75%くらい天心の勝ちだと思います。
1ラウンドから天心が飛ばして武尊が捉えられずに試合終了になりそうです。
5ラウンドマッチの場合でも天心有利だと予想しますが、65%くらいだと思います。
4〜5ラウンドで天心に疲労が出てきた頃に武尊が攻撃を当てれるかがポイントだと思います。
全体的な予想としては天心が勝ちに徹してアウトボクシングのように戦えば、武尊に勝機はあまりないでしょう。
しかし、かなり大きな大会になると予想されますので、そんな大会でつまらない試合をするのかという疑問もあるので、天心が打ち合いに応じれば武尊の勝利も十分にあり得ると思います。
どちらにしても楽しみなカードです。
その前に武尊はレオナ・ペタス戦にしっかり勝たないといけないです。
これで負けるようなことがあれば、全て白紙になりそうですし...