【本紹介】自分に自信をつける最高の方法
皆様は自分に自信はありますか?
この問いに対して「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか?
SNSが発達し、昔に比べ人間関係などが希薄になってきているように感じます。
上辺だけの付き合いが増えたようにも感じます。
そうなると、つい周りの目が気になってきます。
周りに気を遣えるというのは素晴らしいことですが、気を遣ってばかりで自分を出せないでいると
本当の人間関係は築けないのではないでしょうか。
そういった環境に長くいると徐々に自分に対しての自信がなくなってきます。
でも、今のご時世を生き抜くには周りに流されてばかりではなく、自分自身の意思で決定しなければならない場面は多々訪れます。
そんな時に自分の選択に自信を持てますか?
本日は、常冨 泰弘著
「自分に自分をつける最高の方法」
を紹介いたします。
本書はミス・ユニバース・ジャパンのビューティキャンプの講師である、常冨 泰弘氏がビューティキャンプで行うレッスンを自分で実践できるように記した本です。
Chapterが1〜6まであり、それぞれ段階的に実践していくことで自分に自信を持てるようになるということです。
まずChapter1では自信で9割が変わるということをミス・ユニバースの方の事例を元に解説しています。
側から見れば、高嶺の花のミス・ユニバースの方々も最初から自信がある方は少なく、自分に自信がない方が多いそうです。
Chapter2ではビューティキャンプの内容の説明です。
ビューティキャンプは各地域のミス・ユニバース代表がジャパン代表になるために受けるもので、
その中でも自信をつける講義は初日か2日目に受けるようにしているそうです。
何故なら自信があるかないかだけで、その後の結果が大きく変わるのだそうです。
Chapter3では自信を持てない人は過去の出来事(幼少期)の体験が大きく影響しているのです。
それを克服しない限り、自信をつけるのは難しいので、まずは過去の出来事を克服することから始めます。
これで生まれ変わる受講生も多く、涙する人もいるそうです。
Chapter4では3で克服した状態で新しく自分の価値を見つけ出すことを行います。
まずは自分で自分を認め、存在価値を認識します。
Chapter5では、いくら3,4で自信を持ち始めても
その後何もしないと元に戻ってしまうので、
日々のケアについて教えてくれます。
最後にChapter6では自分自身の質を上げていく方法になります。
何気なく毎日を過ごすのではなく、色んな人と接して先のビジョンを描きながら過ごしていく重要性が書かれています。
私も過去に某有名自己啓発のセミナーに行ったことがありますが、本書の内容と本質的な部分では同じようなものを感じました。
やる気やモチベーションを上げるにも自分に自信がないとなかなか難しいものです。
本書でしっかりとした自信がつくかどうかは個人差があると思います。
しかし、本書をきっかけになにか少しでも変わることが出来たのであれば、それは人生においては大きな出来事なのではないでしょうか。