【スポーツ】サウル・アルバレス VS アヴニ・イルディリム

日本時間2/28に、WBA&WBC世界スーパーミドル級(76・2キロ以下)タイトルマッチが開催されました。

 

王者サウル・アルバレス VS 挑戦者アヴニ・イルディリム

 

PFP1位で現在のボクシング界最強の男、カネロことサウル・アルバレスが約2ヶ月ぶりに登場!

 

このクラスの選手がこのスパンで試合に出るのは非常に珍しいです。

 

新型コロナウイルスの影響で昨年は試合がほとんど開催されなかったので、その分ペースを早めたのでしょうか。

 

また最近のアルバレスは非常にマッチメイクに慎重なので、このスパンで試合を決めたということは対戦相手に対して余程余裕があるということでしょう。

 

身長差は約7センチほどイルディリムが高いですが、アルバレスは前戦で191センチのカラムスミスと身長差18センチの試合を制しているので、これくらいの差はものともしないでしょう。

 

 

試合は序盤からアルバレスペース。

 

お互い接近戦が得意なので至近距離で戦いますが、アルバレスが一枚も二枚も上手なので、相手のパンチは外しつつ、自分はジャブから左ボディや左右のハードパンチを見舞っていきます。

 

1Rの時点でかなりの力量差が窺えます。

 

イルディリムは突破口が見出せません。

 

2Rもアルバレスは余裕を持って伸び伸びと自分のコンビネーションを叩き込みます。

 

特に強烈な左ボディはイルディリムを確実に削っていきます。

 

時折、アルバレスのアッパーカットも入りダウンも時間の問題か。

 

3Rも主導権を握るのは相変わらずアルバレス

 

ジリジリと詰めながらコンビネーション。

 

ここでアルバレス、ジャブからのストレートの高速ワンツーでイルディリムダウン!!

 

ここは立ち上がりますが、アルバレスも詰めていきます。

 

防戦一方ながらもなんとか耐えるイルディリム。

 

2度目のダウンはなんとか回避し、3R終了。

 

しかし、4Rが始まる前にイルディリムサイドが棄権。

 

結果、アルバレスの3RTKO勝利となりました。

 

 

相変わらず強いアルバレス

 

良くも悪くもイルディリムはアルバレスとファイトスタイルが噛み合ってしまいました。

 

この近距離で足を止めての打ち合いでは、今のアルバレスには誰も勝てないでしょう。

 

それほどまでに力の差を見せたアルバレス

 

今後はスーパーミドル級の4団体統一を目指しているそうです。

 

次戦はビリージョーサンダースになるのが濃厚なようです。

 

このままアルバレスがあっさりと4団体制覇するのか。

 

それとも待ったをかける選手は現れるのか。

 

次戦も楽しみにしています。