【健康】脊椎矯正の導入のススメと効果①
接骨院は現在全国で5万店舗を超え、どこにでもある状態です。
そうなると、今後起こり得ることとしては保険の見直しです。
現状で保険診療に頼っている接骨院は将来生き残っていくのは、より厳しくなっていくでしょう。
そのため、保険の適正化、他院との差別化を考えたときに、オリジナルの手技による自由診療が必要になってくると考えます。
その手技内容も
①『安全=リスクが少ない』
②『効果性、即効性が高い=インパクトがある』
③『スタッフ全員ができる=生産性を向上し、スタッフの格差をなくす』
手技でなければいけないと考えます。
それにピッタリなのが、脊椎矯正だと私は考えます。
導入によるメリット:
・従来の手技に加え、さらにインパクトを与えることができ、施術の付加価値が上がる。
・保険の適正化による減収が予想されるにあたって、自費診療での収益が向上し、客単価が上がる。
・今まで改善されなかった症状が改善する。
・他院との差別化になる。
・施術にかかる時間が短く、生産性が上がる。
このようなメリットがあります。
導入によるデメリット:
・アジャスト音が鳴るので、患者様が不安になることが予想される。
・脊椎へのアプローチとなるので、多少のリスクが伴う。
・技術習得まで時間がかかる
このようなデメリットも予想されます。
適応症と禁忌症
①適応症
■年齢:10歳以上、59歳以下
■腰に関する症状:慢性腰痛、軽度のギックリ腰、臀部や骨盤付近の痛み、坐骨神経痛
■肩・首に関する症状:首や肩のこり、軽度の寝違い、五十肩、むちうち損傷(急性期は禁忌)
■手・腕に関する症状:手・腕のしびれ(末梢神経性)、腕・肘の痛み
■背中に関する症状:背中の痛みやこり、猫背、姿勢改善、身体の歪み、倦怠感・慢性疲労
■脚・下半身に関する症状:膝や股関節の痛み、脚の痛み、脚の長さのアンバランス
■頭に関する症状:偏頭痛、緊張性頭痛、軽度のめまい、顎関節症、自律神経失調症、不眠症
※上記に示した症状以外でも矯正でよくなるケースがあります。
禁忌症
■年齢:9歳以下60歳以上
■循環器疾患
■血液疾患
■腫瘍性疾患
■感染症
■外傷
こちらが主な禁忌です。
それ以外でも患者様の体調などをしっかり確認して行いましょう。
次回は脊椎矯正の手順と効果について説明していきます。