【本紹介】イラストでまなぶ!戦闘外傷救護

本日は『イラストでまなぶ!戦闘外傷救護』を紹介いたします。

 

f:id:overoad:20191226081656j:image

 

 

日本という国に住んでいるとなかなか戦闘外傷救護と言われてもピンと来ないですよね。

 

第二次世界大戦以降の日本は世界的に見て

 

非常に安全な国と言えるでしょう。

 

確かに悲惨な事件もありましたが、外国のような

 

爆弾や銃器でのテロや、戦争に巻き込まれるなどは

 

ほぼ無かったといってもいいでしょう。

 

しかし、現在は北朝鮮の暴挙などでいつ戦争に巻き込まれてもおかしくない状況です。

 

また来年のオリンピックを機に外国からたくさんの人が来日する予定です。

 

そうなると必然と事件の発生率も上がります。

 

日本人は普段から平和な状態に慣れているので

 

何かあった時に行動できないことが多いです。

 

その為にも本書は一読していて損はないでしょう。

 

 

基本的には戦場での救護法や対処法がメインで記されていますが、これをテロの時や、

傷害事件の時にも応用出来ますので、ご安心ください。

 

内容としては銃創や爆発による負傷、有毒ガスによる機能低下、止血の方法など...

 

日常生活ではなかなか体験しないというか

体験するほうが珍しいものばかりですが、

 

アメリカで爆破テロがあった際に、死亡者が少なかったのは市民が救護の知識があり、

 

早期に治療出来たのが大きな要因だといいます。

 

 

本書は表紙やタイトルのフォントからポップなイラストがメインで漫画感覚で読めると私自身思っていました。

 

しかし、読んでみると専門書顔負けの内容で

 

イラストも想像より少なく、正直医療初心者には難しいと思います。

 

だからこそ本書で知識を身につけ不足の事態に備えておくべきだと思います。

 

日本はテロや戦争こそ発生しにくいですが、

 

災害には非常に注意すべき国です。

 

自然災害でもこのような知識は役に立つので

 

是非手にとってみてください。