【健康】インフルエンザとワクチンについて
この時期大流行するものといえば
インフルエンザですよね
今年は寒暖差が大きいので10年に1度の大流行が予想されています。
実際に学級停止になっている学校も多いみたいですし、
皆様の周りにもすでにかかっている方がいるのではないでしょうか?
インフルエンザにかからないために
ワクチンを注射する方も多いと思いますが、
その際にこんな声を聞くことがあります。
「ワクチンを打っても感染率は変わらない」
「ワクチンを打った時に限ってインフルエンザにかかる」
「ワクチンはウイルスを打っているのでそれでかかってしまうのではないか」
こういったことがよく言われますが、実際はどうなのでしょうか?
一つずつ答えていくと
・インフルエンザワクチンを打つと感染率は下がります。
ただし、インフルエンザウイルスは毎年形が変異するのでワクチンと似た形のものはブロックしますが、全然違う形のウイルスはブロック出来ないため感染します。
・ワクチンを打った時に限って感染するのは
たまたまです。
ワクチンのせいで感染することはありません。
あとワクチンを打ってすぐに感染したという方もいますが、ワクチンはそんなにすぐに効果が出るわけではないので、偶然そのタイミングで感染してしまったのでしょう。
・ワクチンはウイルスを打っていますが、感染する部分や毒の部分は除去しているので心配いりません。
身体の免疫にウイルスの形を覚えさせているだけで
す。
ちなみにワクチンの発祥は、
イギリスの医学者、エドワード・ジェンナーで
彼は18世紀の末に、牛痘にかかった人間は天然痘に罹患しなくなる(または軽症になる)事実から天然痘ワクチンを発明した。名前の由来はラテン語のVacca(雌牛の意)から。です
牛痘は天然痘の軽いバージョンみたいなやつです。
牛の世話をしていると牛痘にかかるが、牛痘にかかった人は天然痘にかからないということに気付いたのが最初らしいです。
何事も最初に発見する人は素晴らしいですね。