【雑談】天気予報の的中確率
3月も下旬になり、日によっては春の陽気になってきました。
暖かい季節になると外出したくなりますね。
(コロナウイルスの影響で例年よりは自宅で過ごす人が多いと思いますが)
外出の天敵は雨ですね。
せっかくの休日に外出したとしても雨が降っているとできることも限られてきます。
私も外出がすきなので、雨が降るかどうかを普段から天気予報でチェックしているのですが、意外と天気予報が当たらないことが多いと感じませんか?
晴れ予報なのに雨が降ったり、雨予報でも雨が降らなかったりすることも多々あります。
そこで本日は天気予報の的中確率はどれくらいなのかを調べてみました。
▼正確に予報できるのは長くて2日後まで?!
テレビやスマホのアプリなどで天気予報を見ると
その日の予報と週間天気予報、中には2週間や1ヶ月の天気予報なども見たことがあるかもしれません。
しかし、実は正確に予報できるのは長くて2日後までだそうです。
気象庁では天気予報の信頼度をA,B,Cで表示しています。
A
適中率が明日予報並みに高い
降水の有無の予報が翌日に変わる可能性がほとんどない
降水有無の適中率:平均88%
翌日に降水の有無の予報が変わる割合:平均1%
B
適中率が4日先の予報と同程度
降水の有無の予報が翌日に変わる可能性が低い
降水有無の適中率:平均73%
翌日に降水の有無の予報が変わる割合:平均6%
C
適中率が信頼度Bよりも低い
もしくは
降水の有無の予報が翌日に変わる可能性が信頼度Bよりも高い
降水有無の適中率:平均58%
翌日に降水の有無の予報が変わる割合:平均16%
このようになっており、台風や梅雨などの明らかな場合を除いては大体2日後まではA、それ以降はBorCの場合が多いです。
つまり、2日後以降は的中率が下がります。
またAだとしても平均で88%なので必ず当たるわけではありません。
BやCは天気図を見てからの予想なので、当たることもありますが、もちろん外れることもあるという感じです。
ただし、前後の日にちが全て雨の場合はその日も雨になる確率が高くなります。
▼天気予報の用語
天気予報を見ていると「晴れ」「雨」「曇り」「雪」と基本的な気象状態を表す単語がありますが、それにプラスして「のち・一時・時々」という単語が出てきます。
「晴れのち曇り」「曇り一時雨」「晴れ時々雨」などです。
これは一体どういう状態なのでしょうか?
『のち』
これは単純に天気の順番です。
昼まで晴れでその後に曇りの予報であれば、
「晴れのち曇り」になります。
『一時』
現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のとき
例:0時から13時まで晴れ、
13時から17時まで雨、
17時から24時まで晴れの場合
24時間のうち4時間だけ(1日の1/4未満の時間)連続的に雨が降る予報のため「晴れ一時雨」
『時々』
現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のとき
例:0時から6時まで晴れ、
6時から8時まで雨、
8時から12時まで晴れ、
12時から15時まで雨、
15時から23時まで晴れ、
23時から24時まで雨の場合
24時間のうち6時間だけ(1日の1/2未満の時間)断続的に雨が降る予報なので「晴れ時々雨」
2つの違いは「連続的か断続的か」ということと、「現象がどれくらいの時間現れるのか」という点です。
『時々』と聞くとあんまり降らないイメージですが、1日の1/2未満なので断続的に半日近く降る可能性もあります。
また『一時』の場合は連続的に降る雨なので、日中に降ると雨の印象を受けますが、深夜に降っていただけで朝から日中にかけては晴れの場合もあります。
逆に『時々』の場合は断続的なので、降る時間は短くても全体的に1日天気が悪い印象を受けやすいです。
以上が天気予報についてです。
ややこしいところもあったと思いますが、今後天気予報を見る際に参考にしていただければと思います。