【本紹介】仕事は楽しいかね?

 

本日はデイル・ドーテン著「仕事は楽しいかね?」を紹介いたします。

 

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今、日本で働く会社員の方のほとんどが

 

何かしらの不満を持っているのではないでしょうか?

 

会社に対しての不満、仕事に対しての不満、境遇についての不満、、、

 

探せばキリがありませんが。

 

朝早くから満員電車に揺られ会社に行き、

 

一日中デスクワークや外回りをして、

 

時には上司やクライアントから怒られ、

 

夜遅くにまた満員電車に揺られて帰路に着く。

 

それをひたすら繰り返す日々。

 

これでは誰であっても不満は出てきます。

本書の主人公もその1人です。

 

天候不良のため飛行機が飛ばず、空港で一夜を過ごすことになります。

 

そんな時に出会った老人に話しかけられるところから物語は始まります。

 

この老人は主人公に「仕事は楽しいかね?」と質問をして、それに対する主人公の返答を聞きます。

 

主人公は自分の立場や、仕事についての愚痴がついつい出てしまいます。

 

老人はそれを嫌な素振りも見せずに聞き、色々なアドバイスや例え話を聞かせてくれました。

 

最初は主人公もその話と自分になんの関係があるのかと怪訝な様子で話を聞いていましたが、

 

徐々に考えが柔軟になっていき気付けば老人の話の続きを聞きたくて仕方ないようになっていました。

 

老人はしきりに同じことを繰り返していました。

 

人生で成功するには「試す」ことが必要だ。

 

素晴らしいチャンスやアイデアが目の前に転がっていても「試していない」人はそれに気付かない。

 

毎日「試す」ことを楽しみ人生を過ごすこと。

 

それを聞いた主人公はその後、

 

会社に戻り色んなことを試し、

 

それが評価されプロジェクトリーダーを任され、

 

その後は独立し、コンサルタントとして成功を収めた。

 

これも全て日々「試す」ことをしたためだと言う。

 

なにか上手くいかない時に、変わらなければいけないと思うことは誰しもあると思います。

 

しかし、人間は変化を嫌います。

 

変わらない方が居心地がいいからです。

 

変化することが難しければ、まずは「試す」ことから始めればいいのです。

 

本書でも老人がこう言っていました。

 

「変化」は難しいが、「試す」のは簡単だ。

 

「試す」ことの素晴らしさ、必要性を教えてくれた作品でした。

 

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