【本紹介】仕事は楽しいかね?2
本日は『仕事は楽しいかね?2』を紹介いたします。
前作『仕事は楽しいかね?』はこちら↓
https://overoad.hatenadiary.jp/entry/2020/01/11/075951
前作で一般的な会社員だった主人公が空港で偶然出会った老人マックスとの会話で大きなヒントを得て
出世を果たしたところから物語は始まります。
主人公は望み通り出世を果たしたのですが、思わぬ壁にぶつかりました。
それは想像以上に出世したことにより部下も多くなり、これからどうすればいいか分からなくなってしまいました。
そこで再び、マックスと連絡を取り話を聞かせてもらうアポを取ります。
マックスは今回、〝ほんもの〟の上司と〝ほんもの〟の部下、そして仕事選び方を教えてくれました。
〝ほんもの〟の上司は規則ではなく規準を作り
部下の能力とモチベーションを上げていく。
部下に指示するのではなく信頼して仕事を任せる。
それでどうしてもついていけないようであれば、
時には解雇の準備もしなければならない。
ただし、そんな時でも部下とコミュニケーションや連絡を取り続け、次の就職先の手配をしたり、また機会があれば戻って来れるようにしたりと無下にはしない。
〝ほんもの〟の部下は上司に頼るのではなく、上司の能力を底上げしてくれる。
パートナーの関係性が理想。
新たなアイデアをどんどん発想してくれる。
上司に足りない部分を補ってくれる存在。
仕事は賃金や時間で選ぶものではなく、いかに働きたいと思うような環境がどうかが決め手であるということ。
最高の仕事環境を作らなければならない。
笑い声が聞こえるような環境が良い。
その上でしっかり結果が出ていると最高である。
〝ほんもの〟の部下になるには前作でマックスに教えてもらったように日々「試す」ことを意識し、
新たなアイデアや挑戦を続けること。
〝ほんもの〟の部下が欲しい場合は、自分が
〝ほんもの〟の上司になること。
その上で待っていても優秀な部下は来ないので、
自ら行動し、有望な人にアタックしていく。
時にはこちらの提案に賛同してくれるまで数年もかかる場合もあるが、根気よく接していかなければならない。
〝ほんもの〟の上司と部下。
そして最高の環境が揃えば、その会社の業績はどんどん良くなっていくだろう。
これが今回マックスが教えてくれたことです。
確かに部下の立場としては指示ばかりされるより
信頼される方がモチベーションも能力も上がりますし、上司としても任せられる仕事が増えれば、
自分が新しいことをする時間が生まれやすくなります。
その上で楽しいと感じられる環境であればこれ以上ない会社になるでしょう。
いきなりは難しいですが、これを目指して頑張りたいと思います。
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