【スポーツ】LEGEND〜井上尚弥 VS 比嘉大吾〜
ボクシングチャリティーイベントLEGEND
最終第7試合は、日本ボクシング史上最高傑作で現世界スーパーバンタム級スーパー王者井上尚弥 VS 元世界フライ級王者 比嘉大吾
日本の至宝、井上選手に日本タイ記録の15連続KOを記録した比嘉選手がどのような試合を見せるのか注目の一戦です。
お互いヘッドギアを着用しての試合です。
1R、井上選手が軽快なステップとジャブを出します。
対抗するように比嘉選手もジャブを出します。
先に行った6試合も全てハイレベルな試合でしたが、
この試合は開始10秒で別格であることが伺えました。
井上選手がワンツーからのボディと華麗なコンビネーションで攻めます。
比嘉選手も負けじと前に出ますが、全ていなされる状況
2R、井上選手がギアを上げて更にコンビネーションを叩き込みます。
ヘッドギアを着用しているとはいえ、比嘉選手のバランスが崩れます。
もしかしてダウンするのではと思わせるほどの攻撃です。
リズムに乗ってきた井上選手は自らロープに背を預け比嘉選手を誘います。
比嘉選手は果敢に攻めますが、ボディワークとガードでクリーンヒットは出来ず、逆にカウンターを数発打たれます。
3R、お互いヘッドギアを外し、会場のボルテージは最高潮。
攻める井上選手となんとか耐える比嘉選手。
井上選手はまたもロープに比嘉選手を誘い、比嘉選手が攻めますが、完全に見切りカウンターを打ち込みます。
最後まで攻める井上選手とガッツを見せる比嘉選手。
お互いのパンチが空を切ったところで試合終了。
判定では30-27井上選手で間違い無いでしょう。
比嘉選手はすごく良い選手です。
世界王者に戻れるポテンシャルは十分にあります。
噂ではありますが、同門の井岡一翔選手もスパーリングで比嘉選手にやられる時があると聞きました。
しかし、井上選手が別格すぎました。
我々の想像を超える実力差を見せつけました。
井上選手が4団体を統一する日も遠くないでしょう。